2016年8月13日土曜日

もどってまいりました・・・

非常に久しぶりにブログを続行しようと思う。

最終更新から2年の月日が経っていて、
最近はだいぶおざなりに毎日生きています。

集中力に欠け、どうしてもひとつのことにじっと腰を落ち着けられず、いつも頭の中が爆発しているような状態(仕事以外でね)なので、文章を外に向けて書く重要さを改めて実感しています。

といってもまた三日坊主かもしれないけれど、
せっかく作った小さいアドレスを掘り起こしました。

2014年2月4日火曜日

豊かさについて

友人の結婚式二次会参加につき、今回は髪の毛を自分で小綺麗にしていこうと考えた。不器用な人間には髪飾りが必須だと思い、会社の帰り、丸の内の店に寄って見た。

NYから発信されているらしいそのショップで、定員さんに勧められていいと思った大振りのワイヤーでできた花がついた飾りは、16,000円した。

髪飾りにここまで奮発しなくても、さがせばより良いものがあると思って店を後にした。

次に、ビームスで最近流行りの大振りのビジューが花形にあしらわれた短いネックレスを見つけた。とても可愛い!もしや髪飾りよりも、アクセサリーを派手にして、こちらに投資する方が正しいのではないか!

ネックレスはフェイクのビジューだったが、お値段53,000円。

母親の似合わなくなったネックレスを借りる方が方がわざわざ流行に乗ったフェイクを買うよりいいかも。ビームスを後にした。

もはや髪飾りなのか、アクセサリーなのか、買うべきものがわからなくなってきた。

いつしか、必要なものを買うというよりは消費したい気分がさめやらなくなり、気になっていたセレクトショップに入る。

一目で気に入った、やはり大振りのネックレス。細めで燻しのきいたゴールドのチェーンと、湾曲した同じゴールドのプレートに細かいきらきらのフェイクビジュー。

母親のお下がりのアクセ、実は着ようと思ってたワンピースにはイマイチと思ってたんだよね。やっぱり新しいのほしい!そうだ、これをつけて、髪の毛はヘアアクセを外に出さず夜会巻きみたいにすればいいじゃん!絶対それがいい!

値段のタグがない。ゴシップガール風のスタイルの良い店員さんが、商品のファイルをパラパラとめくって調べてくれる。

「73,000円です。パーティにも映えて、とてもよいお品物です。」

わたしは店を後にした。
もちろん、値段にびっくりしないふりで微笑みを浮かべながら試しにネックレスをつけてもらって、ついでに店もゆったりとした足取りで一周回ってだ。

25歳の私には、適正な賃金が与えられており、夢のお財布はない。

私のボーイフレンドは、愛を与えてくれるがルブタンのお靴やプラダのお鞄を日常的に買い与えてくれるようなセクシーでゴージャスなガイでもない。

25歳の私は、とても現実的で平々凡々、世の中の大部分の女性同様、たまのふんぱつ、原則としては足のついた生活をおくれと神様が囁いている。
豊かさってなんだろう。なんでも金の心配なく買えて、満足に満足を重ねられることではないか。お金持ちならそれができる。ヘアアクセも流行のネックレスも全てお買い上げしたい。

とはいえ、その豊かさを体現するお金持ちって年収一千万ぽっち(!)じゃなれない。税金でがっぽり差っ引かれてもなおバーキンが買えてマセラティとかに乗れてトランプタワーに住めなきゃ。

でもまてよ、消費者行動や心理学は勉強したことないけど、ここまで消費やそれを経た豊かさが注目されるようになったのって、人類が生まれてからほんとに最近のことだし、産業が革命されて物が溢れてからじゃないの。
豊かさってなんだ?

結婚式まで時間がない。渋谷でよったいつものアクセサリーなんでも屋さんで、525円の実用的でシンプルなヘアコームを見つけた。最初に行ったヘアアクセショップと、形は同じ。コームのとめ方は、丸の内で懇切丁寧に教わった。ビジューもついてない分、取扱いやすい。これならやれそう。いつもおざなりな髪の毛を丁寧にとかして綺麗にして、チャレンジしてみよう。

525円分の消費に満足と幸せを覚えて、今日は家路に着く。

まだムスメッ子なわたしには、それでもお金をたくさん使えることが豊かではないかという情念が燻っている。でも、それを越えて自らの豊かさを掴み取らねばならんこともなんとなく知っている。道のりはまだ長い。

2014年1月22日水曜日

人生は単位制か?

尊敬する先輩の一人が、いま人生の単位論に凝っている。

人間は全て決められた数の単位を取ることになっていて、それぞれみずからにまだ足りない単位を取得しながら人生を生きているというのがその人が語った説である。

たとえば、仕事では苦労したことなく高給とりである人が結婚生活がなかなか上手く行かないとか、

裕福に育ち不自由のない結婚をしたもの同士の間に難しい病をもつ子供が生まれたりすることが例にあげられるという。

多少例が偏りを見せているが、
つまり、人間万事塞翁が馬に似た考えで、人生に起こる事象はプラスとマイナスを補い合って、みな決められた単位を取得のち人生を卒業するというのだ。

さて、人生の帰路にたつと、色々なことを考える。その中に他の選択、選ばなかった道、諦めた道がある。誰かが進んでキラキラし始めた未来も良く目に入る。

悲しいかな、選択肢の全ては手に入らないし、自分には他の人となにか圧倒的に劣ったところがあるようにも見える。毎日これでよかったと嬉しくなったり、やっぱりだめだと悲しくなったりを繰り返して少し疲れる。

単位制とはすこし異なるかもしれないが、最近密かに、最後は人生に起こったことをおもしろがったもん勝ちだと思うようになった。ちなみにおもしろがるとは、面白おかしくやりすごすという意味では必ずしもない。もしかしたら古文のもののあはれ、とか、をかし、にちかいかも。

涙が自然に出るくらい嬉しいことも、信じられないことも、腹立たしいことも、身を切るように悲しいことも起きる。
それら一つ一つを丁寧に受け止めて咀嚼し、貪欲に肉にして身体に蓄えていく。

私の場合は、それはやがて静かな自信となり、誰かの役に立ち、総合的に愉快な人生を生きるヒントではないかと思っている。(これは本筋とは離れるが、ちなみにどちらかというと私は人に必要とされたい)

ないたり笑ったりを含めて、興味深く事象を噛み砕けておもしろく味わえたならば。
それは、インテンシブコースで人生を深く学び、同じ単位、しかもプラマイゼロでも、より良い論文を後世に残せるのではないか。

いまはそう思うことで、まずはこの岐路の地面を丁寧にしらべて、石ころや草花などを観察しているところである。

2013年10月13日日曜日

おじいちゃまについて

大好きだった母方の祖父が亡くなり、今日葬儀が無事終わった。

祖父は本当に優しくて、新しい物好きで若々しくて、視野が広く、話がおもしろかった。私が必要としているアドバイスを、的確に言葉にして与えてくれる人だった。
密かに「おじいちゃまのような人と結婚したい」と常々思っていたし、いまもそれはかわらない。

昨年、祖父の大好きな演歌歌手の公演遠征にお供したときに、わたしより元気で、新幹線から見える景色にずっと興味津々で、車窓から見える工場についてや、歴史や単身赴任時代の思い出など、とにかくたくさん話をしてくれた。

その帰り、東京駅からタクシーに乗り、先に自宅で降りた祖父が、そこからさらに私の家に向かうよう運転手さんに指示しながら、

「大事な孫娘なんだ。しっかり送り届けてください」と颯爽と降りていったのを昨日のことのように覚えている。祖父はかっこよかった。

昨年亡くなった祖母につづき、これで母方の祖父母が二人ともいなくなってしまった。
祖父がいなくなって初めて、祖母のことを、彼女が亡くなったときより鮮明に思い出すことが多くなった。
とても不思議だが、二人がなかよくげらげら笑っていた時間が多かったからこそなのかもしれない。次第に元気がなくなっていた祖母と手をつないで、よくふたりでデパートで買い物をしていた。入院した祖母を見舞った時も、二人はずっと手をつないでいた。

ふたりがいなくなって、一つの時代が終わってしまったような、寂しさを感じている。

祖父は亡くなる前の日に、意識が朦朧とするまで、とてもよくしゃべった。

「ありがとう、ありがとう、みんなに世話になった。」

祖父は何度も言っていて、びっくりした。

「自由で、本当にいい人生だった。」

危篤状態の人間とは思えない、言葉だった。病室のみんなで泣いた。

元気だった祖父があっさりいってしまって、一週間、考え事をしたり、悲しくなったり、落ち着かない日々だった。葬儀が終わって、少し、ほっとできるだろうか。

本当は、おじいちゃまにウエディングドレスを見せたかったな。
彼も、もう少しおじいちゃまが元気だったら、会いたいといっていた。
心配かけていたし、安心させたかったな。

想いはつきないけれども、今日という日に思ったことを書いておきました。



2013年9月8日日曜日

近況


久しぶりの更新。
近況を綴ります。

⑴パソコンを変えた

自分用に、Mac book airを買ってしまいました。
ググりながらなんとかwinからデータを移行させたりして、初のMacから更新。
会社で日々winのソフトを使うので、たまにはもうすこし考え方を変えたくて。
思いのほか快適で、もう少しいろいろ調べてみようと思います。

⑵仕事

少し落ち着いて、定期業務、すこし腰を据えて考える業務、繁忙期に積み上がった残務処理をのんびり行う日々。成長しているのか、停滞しているのか、不安は相変わらずあるけれども、一時期よりもジェットコースターのような感情の起伏はなくなりました。
ちょっとしたミスが原因で糸が切れてトイレに籠らざるを得ない顔になってた頃よりだいぶましです。
機会があって偉いひとを観察する機会も増えて、それなりに楽しいです。

⑶菩薩兄さん

大変仲良く穏やかに過ごしています。
あまりに穏やかなので、当初といってることがかわってきました。
出会うべくしてであったのかなあと思っています。
不思議なもので、半年一緒にいて、いろんなことを話せば、信頼関係は出来上がるのだなと感じています。よく一緒に笑います。
まだ未来はもやがかっていますが、もしかして収まりどころはこういう安心感や信頼感なのかもしれません。

⑷短歌

教室には少しずつ通っています。ありがたいことに、最近ほめていただくことがおおいので、本格的に歌を貯めつつ、新人賞などにも応募してみようと考える毎日。

よく、学生時代の友人Mに「あなたはいつも趣味を探している」といわれてますが、
とりあえず短歌は長いこと趣味にしていきたいな。

飽きっぽいけど、細々、細々です。

⑸雑感

将来について、書き出して考えたいと今日久しぶりにのんびりして思いました。
やりたいことや、野望や、甘ちゃんな夢、まじめな話。
ひとには、紙に書いて、頭を整理する時間が必ず必要になる時があるなあ。
よく、海外の長距離列車でこれをやってきた私ですが、
もう20代折り返し地点。秋の夜長のテーマはこれかもしれません。

⑹はまりもの

ミーハーなので、あまちゃんも半沢直樹もチェックし始めました。
そういえば、大好きだったコードギアスも倍返しだ!の物語だったなあ笑
それにたいして、あまちゃんは誰かを許す物語で、緊張感もありながら優しさが込められていますね。

今日はこんなところで。

2013年7月2日火曜日

忙しさにかまける

最近猛烈に忙しい

日中人相が変わるくらい忙しい(´-`).。oO(

忙しくなった時こそ、ひととなりがみえます。

忙しくても、周りをサポートできて、それでいてしめるところをしめる。

そんなふうになりたいですが、疲れているとなかなか難しいです(。-_-。)

常に一瞬一瞬瞬発力を出したいですが、瞬発力はどれだけリフレッシュしているかによりますね、、、

はやくこい、平穏な日々!

珍しく、ただの、オンな自分の近況日記でした。

2013年5月12日日曜日

悪いおなご

最近びっくりした話。

最近知り合った美少女(既婚・服装や顔はどこまでも清楚系・育ちが良い・頭の回転速い)が、
とにかく言葉は悪いがビ●チである。

旦那となったお方(誠実・一流企業・さわやか男子・高学歴高身長)が彼氏だったころから、
とにかく、沢山の年下男子と恋愛関係を並行し、数十人とは浮気したのだという。
相手のうち何人かの写真見せてもらったが、多くの女性のストライクゾーンにヒットしそうなイケメンだった。

彼女いわく、

★恋愛とはゲームでしかない。
ゲームで優位に立つために、計算して動く。
たとえば、自分からは連絡しない、告白されて断ってしばらく放置
→何気なく数カ月たってから「ご飯食べよ^^」と誘う。もちろん告白された件はスルー、
しかし相手には期待を持たせて、微妙な関係をひたすら維持する。

★一人の人間(つまり、結婚予定だった彼氏)への気持ちや関心を
維持するためには、
複数人と恋愛関係を構築するいわゆる恋愛ポートフォリオを組み、
依存したかったり、愛されたい自尊心をリスクヘッジするべし。

自らは依存しない、常に複数人の男性に追いかけられ続ける存在でいられる

★すべては顔である。
恋愛ゲームをするかしないかの決め手は、すべて顔である。
それ以外は四の次五の次である。
女子の幸せはイケメンに追いかけられ好きといわれることである。

だそうだ。

ちなみに、結婚の決め手は何だったのか聞いたところ、
浮気ばれても別れない、毎日かわいいと言ってくれる、自分は浮気しない超誠実な
男だったから、だそうである。

そのために、まあ想像通り、結構独占欲の強い彼氏の日常的なケータイチェックも、対策をしつつ文句を言わず耐えているらしい。

最近も昔から気を持たれていた男の子と遊びに行ってちゅーしてきたそうで、
結婚しても恋愛は余裕^^とおっしゃっていた。

しかし、ちゃんとした彼氏は旦那を含めて人生で2人しかいなかったというから
また驚きである。ようは、本命を押さえておきながら持てる力を余すところなく発揮して
遊べるところまで遊んでいるのである。

彼女が可愛いからこういうことができるのはよくわかるが、
それにしても10パーセントくらいは見習いたい小悪魔スキルの宝庫であった。
それでいて、彼女は選んだ女友達を味方にして周りに置くためか、
そこまで(同世代の)女に嫌われているイメージはない。

私の周りには、彼女を含めて2人はこういう女子がいる。
彼女たちは、悪いオンナでありながら、同時に複数人に気を持たせて楽しませるホストの天性も持ち合わせていると思われる。
また、男性的な行動様式や考えも持ち合わせている。

・さばさばしており、群れない。
・女子会的下ネタは避ける。
・美少女レーダーもかなり敏感であり、いわゆる雰囲気系美少女には目もくれない。
 女の子についても、スタイルでもセンスの良さでもない、顔ですべて判断するのである。

これによって、より男性と価値観が合いやすく、面白がられて飲みに誘われることが多い。

私がちょっと気になっていたような人にもさらっと興味を持たせてご飯をおごらせてしまう彼女。

敵に回すと、
世の中顔と恋愛スキルがすべてか、
と悲しすぎて出家したくなるだろうが、敵に回さなければ超面白い。

彼女の言うとおり、一人に依存しすぎないようにリスクヘッジする努力は大事だと思う。
とはいえ、凡人としては、リスクヘッジの方法は仕事だとか趣味だとかその他健全な友達とかにしつつ、一人の人をちゃんと好きになって関係を長続きさせたいな、というのがいまの筆者の恋愛スキルレベルであり、願望でもある。