2012年11月27日火曜日

そうはいっても腐女子なので・・・

わたしは結構年季の入ったヲタク属性の人間かつ腐女子なのですが、
時とともに腐ったリビドーとの折り合いの付け方が変わってきた気がします。
現実世界の浮いた話関係がうまくいかないときにBL摂取に逃げる傾向があるのです。

よく言われますが、BLものは腐女子にとってはフィクションであり、現実味の少ない美少年やら美青年同士の(男女の恋愛話とそんなに感情の機微に差異はない)ラブストーリーが展開されることが多くあります。
しかも結構(気持ちの上で)純愛です。

現実世界で恋愛関連がうまくいかないときに、

少女マンガは今の自分にはリアル過ぎてなんとなく読むのつらい

男の子同士ならあくまで虚構の話としてとらえられる

そうだ、BL摂取しよう

という風な流れが生まれるのです。

要するに、息抜きかつ逃避なのですが・・・・・

この間も、児童小説も多く手掛けているのになざかBL気味の話ばかり世に送り出している大好きな小説家の義理兄弟のプラトニックラブ小説を読んでだいぶ心のとげとげが解消されました・・・

一番はまっていたり、好きな人が2次元や2.5次元(俗に言う芸能界)にいる場合には、こういう割り切った逃避がしにくそうなのですが、

逆に現実世界(3次元ともいう)に好きな人ができた場合には、これは結構有効なストレス発散法、

なのかもしれない・・・・・


2012年11月26日月曜日

悪友についての考察

高校時代からの悪友A子と最近良くつるんでいる。

A子は身長が同じくらい(163センチ超え)で、洋服のセンスがいいサブカル女子ぽい趣味をもちつつもおたくではないバランスのとれた女の子である。

しかし友人関係構築方法が他の友人たちと異なる。(というか、わたしの友人たちの中ではかなりめずらしい)

とにかく、攻めてくる感がすごい。

実際はMらしいのだけれど、
まずは「あそびにいこうよう!」からはじまり、一日がかりの密度の濃いプランを提示される。さらに、遊びに行った先で「これが食べたいよぉ」「ここに行きたいよぉ」「これしようよ~」
(以上、センスがいい子なのでどれも魅力的提案ではあるが、)
という主張をしっかり通してくる。
(彼女は友達だったり好意を持っている男性に対しても同じように遊んで攻撃をするが、喜ばれる時と逃げられる時があるらしい)

「どうしようかあ」「なんでもいいよお」「・・・どうしようかあ」
というやりとりが多い他の友達とのお出かけより充実することが多いが、
基本的に「ねむい」「疲れた」「明日持たないからそろそろ帰ってごろごろする」
がベースにあり、かつ意外に一人が好きな私にとっては
彼女と遊ぶのには結構気力と体力を使う。

マメで、何でも話せて、的確な指摘をずばずば言ってくれる(的確な指摘をやさしさからあえて避けてくれるそつのない社交性を持つ友人が多いので、これはうれしい)彼女の存在はありがたい一方で、私がなんとなく感じてしまう圧迫感から会うのは1カ月に1回みっちりでいいかな~なんて思ってしまう。(こういう書き方をすると男心わかったふりごっこしているみたいで楽しい)

それにしても、男女問わず同じ熱意であそぼう!とアピールする彼女は裏表があまりない天然記念物なのかもしれない。

ちなみに彼女は思考回路が機知に富んでおり、毒吐きも愉快なため、「友達の話」シリーズの中でうちの母受けナンバーワンだったりする。

以上、最近のA子との友人関係についての考察でありました。

2012年11月12日月曜日

片思いのはなし

片思いが敗れたあとに何が悲しいかといえば、

自分のなかには花が飛んでるような思い出が蓄積されて美化されて、相手に

ありがとう!あれとかこれとか嬉しかった、ドキドキした!

と終わってからもしつこく声を大にして伝えたいくらいのものなのに、相手のなかにはほとんどなんにも、感情や想いでもあんまり残っていない

というシーソーの片方ばかり重くて動かない現実にすこしすこし目覚めて行くことだと思う。

秋口の殆ど望みがなかったのに丁寧にしてしまった失恋を未だ微妙に引きずる十一月半ば。
痛いものがある。

わたしのなかにとっておく想いでは自由なので、せめてそれだけひっそりとひとりで飲み込む…のをいま与えられた修行のように感じている。
(だいぶ色んな人にぶつくさ言っているのは棚にあげた。すみません。最後はひとりということで、ここはひとつ。)

よんでいるひとにせめて楽しいことがあればと思う。
不幸なブログにはあまりしたくないが、なんだか冷静に考えられたので記録。

2012年11月11日日曜日

心のおねえさまとデート

今日も連続投下

仕事を通じて知り合って、今は広島で働いてる友人(年上♀)が東京に帰ってきた。

本当は会おうとしていた日に会えなかったのだが、向こうが声をかけてくれて急きょ
お茶できることに。

彼女は旧家の部類に入りそうなおうちの令嬢で、竹を割った感じの性格を持つ美人。
ありがたいことに仲良くさせていただいており、お互い働く場所が変わっても度々遊んだり
けっこう頻繁に電話したりしている。

彼女はわたしの職場について熟知しているので、もっぱらわたしの職場の話で盛り上がる。

青山から出発して渋谷の街をうろうろしながら女子トークは弾む。

しかし世の中には悪いおっさんが多いねという話が毎度ながらでる。
若くしてさくっと結婚して子供の面倒をばりばり見ているお父さん上司が、
いかに素晴らしいかで意見が合致。

たくさん遊んでいて女の子を喜ばせる技術が向上している男性には確かにときめいてしまうが、付き合う女の子のさらなるレベルアップを夢見て遊び続けている人ほど、軽薄度合いは上昇していくのではないだろうか・・・

ぼやぼやしていると、遊び続けて年を重ねている人か、まったく遊ばないうちに年を重ねてしまった人しか周りに残らなくなるのである・・・

女性側(自分)の話は棚に上げて恐縮だが、いかんせん残った人にはそれなりの特殊事情(問題・・・)がありそうなのである。

今年は遊びなれている方にちょこっと遊んでもらって、結果的にかなり落ち込んだので、
なんかもうときめかなくても十分かなという気がしてきた。

そういえば昨夜も親友とこの手の話で盛り上がってしまった。
人生がイージーモードで行かなくなってきてからこそ、面白がって乗り越える力が必要そうだ・・・





山登りの憂鬱

惰性により風呂にはいりそびれ、母親のさげすむような視線に耐えかねて日が高くなったころに目覚めたわたくし。

のろのろと支度をしてシャワーあびようと思ったとき、LINEで数少ない大学時代の男友達よりメッセが。

「前話した、好きだったけど振られたっぽいゼミの後輩含めて数人で高尾山登ることになった」
「女の子目線から、あしたどういう風に接すればいいかアドバイスがほしい」

よしよし、やさしい私は相談にのってあげることにした。

男友達(Tとする)は、浮いた噂があんまりない男子で、大学2年に初めての彼女と別れて以来さっぱり(のはず)である。
就職先も一流企業だし背も高いしオタクでもない。だが最近髪の毛が後退ぎみなことが彼の悩みである。

さて、互いの時間があった夜10時ごろに電話がかかってきて、ことの顛末を詳しく聞く。

どうやら、夏ごろからいいな、と徐徐にテンションが上がってきていたゼミの後輩の女の子(まだ学生)と、頻繁なメールのやりとりを行うところまで進展したものの、3回ご飯にさそって3回とも挫折したために気持ちが急降下し、1か月以上互いに音信不通状態にした後の急なイベントだったらしい。何も知らない後輩男子が山登りの人数を集めてくれたところ、彼女がいてびっくりし、あせって相談してきたそうだ。

先日筆者の残念な失恋のおりに慰めてくれた借りもあり、なけなしの女子の意見を結集させてアドバイスしてきたのだが、

強い父上と3歩下がって従うやさしい母上がおられる実家で育った彼には、どうも女の子にやさしくする、気づかいすることに対する「男としての負け」感がそこここに感じられ、たまにひねたもののとらえ方をする。

T「女の子ってどんなペースで山登れるのかな」

私「そもそも明日高尾山雨かもよ。登るペースは男の子よりゆっくりだし、滑ったら女の子かわいそうだし、ちゃんと見守ったり手助けして、がんばらなきゃ!」

T「いや、俺そういうのキャラじゃないじゃん。S(後輩男子)がやるよ」

おいT!なぜそうなる!

「なんとも思ってない女の子が自分を気づかってくれたら嬉しいときあるでしょーが!!むしろなんとも思ってなくてもそのぐらいの女子への気づかい常日頃からするくらいじゃなきゃ!!!ましてや良いと思ってる子でしょう!!!なんでSくんがやらなきゃいかんのさ!!!!!!」

ここぞとばかりに女子としての意見をぶつけてみた。

これは彼にとっては新しい視点だったようである。
アグレッシブだが不思議な頑固さがあるTは、
「この電話で物事が整理されていくつかの気付きを得た。たすかったわ^^」
と自己啓発セミナーに出席した感想のような感想を述べて電話を切っていったのだった。

T君の幸運を願うばかりである。





はじめに

24年も生きていると、まあありきたりなことも多いけれどもそれなりに
面白いことやびっくりするようなことが起こるものです。

友人に話すことによってそのような事件は昇華することが多いですが、
最近文章で書くほうが色々すっきりするような気がしてきました。

そんなわけで、私しか面白くないかもしれませんが、
周囲で起きる・起きたことをネット社会の片隅で記録してみようと思います。

私は現在帝都でゆるめに働くOLであり、元ヲタであり、彼氏いない歴=年齢(!)で
最近その事実を非常に公表しにくくなりつつあることに焦りを抱くごく普通の人です。

読んで「あるある」とかちょっと笑えたりする系のブログができたらいいなと思います。
目標は愚痴になりすぎないことです。

よろしくおねがいします。